トップページ>メタボリックと診断されて保健指導を受ける方法

最近、メタボリックという言葉がよく聞かれるようになり
ました。
これはメタボリックリックシンドロームという言葉が流行し、
誰かが略したのでしょう。
さらに、それに輪をかけたようにメタボリック検診と
いうものが平成２０年度からよくわからないまま
始まりました。
では、実際にメタボリック検診とはなんなのか少しお話
したいと思います。
メタボリック健診は、全住民の４０〜７４歳を対象とし、
妊婦さんは除かれます。
今までの基本的な健康診断の項目に、腹囲計測が新たに
追加されています。

そして、血圧、血糖、血中資質、腹囲の値、ＢＭＩ値
の５項目が基準値を上回り、診断結果がメタボリックもしくは、
メタボリック予備軍となった場合、数値によって保健指導を
受けなければなりません。
たばこを吸っている吸っていないにも関係します。
保健指導にもタイプがあり、基準値を超えている
数値が少ない人は動機付け支援、数値が多い人は、
積極的支援に分けられます。

保健指導では、運動や食生活の改善に３〜６ヵ月
かけて取り組み、保険師や管理栄養士と決めた
目標値に腹囲や摂取カロリーを気にしながら
継続的に指導を受けます。
医療保険者に対して、保険指導やメタボリック健診は義務付け
されており、保健指導や受信者数の効果が改善されない
場合、罰則として、後期高齢者医療制度への支援金
増額が設けられています。
医療保険者の保険料が増額されるということは、個人の
保険にも影響が出てきそうですよね。